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                 トピックス 06年度(平成18年度)

    越前クラゲでクッキー    06.11.16 Asahi.com より

   この2〜3年、日本海での越前クラゲの異常発生は、今年も漁業者に壊滅的な打撃を与えていますが、釣り人の我々も、海中を幾層にも重なって流れる、巨大で不気味な物体を見かけます。その度に「これを何とか有効利用できないものか」と考えてしまいますが、せいぜい中華料理の前菜くらいしか思いつかないところです。
   ところが、同じ思いの人々がいるもので、11月16日付けAsahi.comによると、遂にクラゲをクッキーに混ぜてコラーゲンクッキーを作ってしまった人が現れました。以下その内容をご紹介します。
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エチゼンクラゲ材料にクッキー、福井で販売

   日本海などで漁業被害をもたらしているエチゼンクラゲを材料にしたクッキーを、福井市内のギフト販売会社が開発しJR福井駅などで販売を始めた。
  このクッキーはクラゲを煮詰めた粉末を混ぜたもので、コラーゲンなどが含まれる。
   困り者の越前クラゲをなんとか食用に活用できないかと、加工方法を研究してきた県立小浜水産高校(福井県小浜市)が協力した。
   キャラクターも公募し、名前は「えくらちゃん」に決まった。 
10個入り580円。
大きすぎて海の「嫌われ者」となったが、市場は「巨大に」と期待されている

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       デボン紀の古代魚・ゴゴナスに両生類への進化の証し発見   06.10.24 朝日新聞より引用

  今から20〜30億年前に生命は水中で生れた。6億年前の古代カンブリア紀には、エビ・カニ・ウニ・ナマコクラゲ・サンゴなどの無脊椎動物の先祖が爆発的に増えた。続いて3億年前のデボン紀には、魚の原形グループが出揃って、硬骨魚まで進化して魚の黄金時代を形成した。
  乾期に耐えて生き残った肺魚や、海で生活するため浮袋を作った魚たちは、やがて陸に上がって両生類となり、爬虫類から恐竜全盛時代を経て、やがて空飛ぶ鳥や哺乳類へと進化していく。
  (昨年オーストラリア西部の古世代デボン紀の地層から見つかった古代魚・ゴゴナスの化石を調べたところ、肺呼吸をしていたと思われる鼻の構造があり、丈夫な筋肉質のヒレを持っていた。(メルボルン・ビクトリア博物館の研究者によりネイチャー誌発表)。発見された化石は30センチほどで、骨格構造が完全な状態。
魚類と、より両生類に近い手首を持つ魚類の「ティクタアリク・ロゼアエ」との中間に当たる。
  魚から両生類への進化の過程がまたひとつ明らかになる発見だ。・・朝日新聞)
(見つかった化石)・・朝日新聞より

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               救急救命の方法が変わる                           06.09.7 朝日新聞より引用
          心臓マッサージは30回に、口移しの人工呼吸は省略可
     
  平成17年末に国際基準が変わったことを受けて「日本救急医療財団」が「日本版救急蘇生ガイドライン」を作成した。それによると、
変更のポイントは;
  (1) 今までは、人口呼吸2回に続いて心臓マッサージ15回を繰り返すとしていたが、
     心臓マッサージを30回に増やし、最悪の場合は口移しの人工呼吸は省略してもよい。
  (2) AEDは3回連続実施していたが、一回にしてすぐ心臓マッサージを始める。
変更の理由は;
  (1) 口と口を直接合わせて息を吹き込む人工呼吸に抵抗感がある人がいたり、
           慣れないため時間がかかって、肝心の心臓マッサージが遅れてしまう。
           それならば、より重要で効果的な心臓マッサージを優先して行うほうが良い。
  (2) 人工呼吸に時間がかかって心臓マッサージが中断するよりは、
           マッサージを続けたほうが救命効果が高い。
ガイドラインを作成した兵庫医大・丸川征四郎教授は 「とにかく、心臓マッサージをし続けることがポイント。人工呼吸をしたくないから心臓マッサージもしないということでは、救える人も救えない」 と話す。
(9月7日・朝日新聞)

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             海の110番・・「118」・・ を間違えないで!!
                                          間違い電話が 99%・・・・・
                                                               (1月19日付け・朝日新聞朝刊より)
        海の事件・事故通報の緊急電話「118番」が、今年で運用6年目を迎えるが、
        大半が間違い電話である事がわかった。
        第4管区海上保安本部(名古屋市)が昨年(04年)に受けた118番通報は3万513件
         うち、99.1%の3万254件が間違い電話だった。
         110番や117番と押し間違えるケースもあるが、
        着信と同時に切れるものや無言電話(いたずら?)が圧倒的に多く、
        なかには「アサリはどこに行けば取れるのか」などと緊急を要さない電話もあるという。
        海上保安庁が118番を設置したのは00年5月。
        設置以来毎年、4管では間違いなどの電話が99%を占める事態が続く。
        同庁全体でも、昨年11月までに受けた通報の99.3%が間違いなどの電話。
         このままでは「緊急時の業務に支障が出かねない」(4管)状態だ。
        (編者注):我々釣り人にとって、緊急事態に最も頼りになる「118番」をよもや忘れる事もないが、
        ましてや、面白半分に、または悪戯心でかけてみるなどということは、厳に慎みたい。
        また、本当に必死になってかけなければならない事態にならないように、
        日頃から釣行時の自己管理に気をつけたい。
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     日本海・兵庫県香住沖にハマチ大群襲来!        06.8.04 アサヒ.com関西版
           ハマチ大漁 1万匹、一網打尽 ・・・ 香住漁港東港

   兵庫県香美町の香住漁港東港に4日朝、日本海でとれたハマチ約1万匹が水揚げされた。エチゼンクラゲの大群のせいで不漁が続いた昨シーズンとは打って変わった大漁に、浜はわいた。

       3日夜に船団を組んで出漁した6隻が同町沖で大群を見つけ、巻き網で漁獲した。体長約60センチ、重さ2キロ前後のものが中心。2回に分けて競りがあり、京阪神方面に出荷された。

      船団の母船、金比羅丸の中村誠船長(50)は「梅雨明けの猛暑で、水温が一気に上昇し、大漁につながった」。
水揚げされるハマチ=4日午前、兵庫県香美町の香住漁港東港で

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      2007年、国交省「白砂青松」を守るモデル事業を開始      06.8.02 中日新聞(総合)

  河川の砂管理で国土交通省は8月1日、海岸の浸食防止に向けて、河川を流れる砂を上流から下流まで一体管理する新たな取り組みを進める方針を決めた。
 
年々進む海岸侵食の理由として、河川の土砂採取やダムに砂がせき止められていることが上っており、「白砂青松」と形容される美しい海岸風景が失われかねないからだ。
 河川の構造物・施設の防災機能維持にもつなげる。同省は、
有識者による検討会で基本方針を策定した後、砂の流れが
影響する範囲である「流砂系単位」ごとの関係者で協議会を設置、行動計画を定める。
  2007年度から一級河川でモデル事業に着手する方針だ。

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     天然記念物・ミヤコタナゴに救世主                 06.7.23 朝日コム神奈川版

<記事全文>
  横須賀市の観音崎自然博物館に、タナゴの人工増殖で国内トップクラスの技術を持つ女性がいる。もともとは、博物館で切符売りを担当する事務職員だった。タナゴの絶滅が危惧(きぐ)されるなか、主幹研究員はいま、日・韓・中3カ国の約20種のタナゴを自在に誕生させる。(千葉卓朗)
 育てた韓国産のタナゴを見つめながら「この年で命にかかわる仕事ができて幸せ」と話す間瀬浩子さん=横須賀市鴨居の観音崎自然博物館で
ミヤコタナゴのオス(左)が
メス(右)に求愛している様子
=観音崎自然博物館提供

  6月下旬、観音崎自然博物館主幹研究員の間瀬浩子さん(59)は千葉県南部の田んぼの水路にいた。
「ミヤコタナゴが戻ってきたぞ」。近くにいた博物館副館長の石鍋壽寛さんが叫んだ。国の天然記念物であるミヤコタナゴ10匹が見つかったのだ。かつてこの水路には、数万匹のミヤコタナゴがいた。それが周辺のゴルフ場開発に伴い、激減し、千葉県は最後に残った野生の7匹の人工増殖を16年前に観音崎自然博物館に委託した。間瀬さんは、2年間でそれを約1万匹まで増やし、3年前にこのうち1500匹を放流した。
「私が育てた子たちに似ている。こんなに増えたんだ」。間瀬さんは、タナゴが育つ環境が戻った手応えをつかんだ。
  博物館から歩いて10分ほどのところに住む間瀬さんは89年、入館者の切符売り担当職員として採用された。最初は何が展示されているのかも知らなかった。空き時間を利用し、展示されている昆虫の飼育を手伝うようになった。入館翌年に、キリギリスの仲間のクビキリギスの幼虫が稲の種を食べることに注目し、同じ仲間のカヤキリの幼虫にも稲の種を与え、約2カ月間で幼虫を成虫に育てた。その後も昆虫の人工繁殖を次々と手掛け、成功した種は50以上に上る。
  間瀬さんの技能に目をつけた石鍋さんは、入館2年目の間瀬さんをタナゴの人工増殖研究員に抜擢(ばってき)した。千葉県からミヤコタナゴの保護事業を委託された年だ。
台所用品のガラス製のボールのなかでタナゴの卵を採取し、水槽のエアーポンプの口には、稚魚が吸い込まれないようにとストッキングを巻きつける。「主婦の知恵」を生かす間瀬さんの才能が発揮されたのは97年だ。
この年、博物館は韓国と中国のタナゴ類の生態について、東大と宇都宮大の共同研究に参加した。博物館は、20種以上の人工増殖を担当した。
  生後間もない稚魚をいかに死なせないようにするか。間瀬さんは、稚魚が水底と水面を行き来する行動に注目した。「水槽の水深が深すぎて体力を消耗してしまう」と、それまでの常識を覆し水深を1センチ以下にまで浅くした。全種類のタナゴで9割以上の稚魚を成魚に育てることに成功した。
  日韓国交正常化40周年の昨年11月には、間瀬さんが育てた韓国産のタナゴのひとつである絶滅危惧種タナキアシグニファーを約150匹、韓国に里帰りさせた。
  淡水魚の研究家で、大阪教育大の長田芳和教授は「間瀬さんの技術は世界トップクラス」と評価する。
博物館はいま、間瀬さんが育てたミヤコタナゴを展示中だ。
              問い合わせは博物館(046・841・1533)へ。
  [タナゴ]
  東アジア一帯に生息するコイ科の淡水魚。アブラボテ属、バラタナゴ属、タナゴ属に分類され、日本では在来種14種類、外来種2種類が生息。全国に分布しているが、多くが絶滅危惧種。
  ミヤコタナゴは体長4〜8センチ。74年に国の天然記念物に指定され、94年には種の保存法による国内希少野生動植物種に指定された。かつては田んぼの水路やため池など関東地方に広くすみ、江戸時代以降大衆の間で「タナゴ釣り」が広まっていた。戦後、宅地化や水路のコンクリート化が進み、東京や神奈川ではすでに絶滅。現在、野生で生息が確認されているのは千葉県と栃木県の一部だけ

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         マイワシ1匹が1150円、不漁で超高値・・築地市場  06.05.23 朝日新聞

<記事全文>
  イワシの超高値が止まらない。東京・築地の中央卸売市場で23日、千葉県産の特大イワシが1匹当たりに換算すると約1150円で取引され、昨年同期と比べて2.5倍以上になった。不漁による入荷量の減少が響き、大衆魚と言われたイワシももはや国産の伊勢エビ並みになっている。
  築地市場に入荷されたマイワシはこの春から急減し始めた。4月は148トンと前月の半分以下。5月に入っても入荷量は回復せず、23日は、1キロで今年最高値の5775円(消費税込み)で取引された。
  水産庁によると、太平洋のマイワシはここ10年余りで10分の1に減少した。海流の変化など、環境要因が影響しているとみられる。今後も日本沿岸を回遊するイワシは少ない見通しだという。
 刺し身に向く体長20センチ前後のマイワシは、いまや貴重な存在になった。
 東京・銀座のイワシ料理専門店「いわしや」は1月下旬、ランチの五目あんかけに使うイワシが手に入らず、豆腐に代えてしのいだ。イワシ以外を主材料にしたメニューを出したのは、戦前の創業以来、初めてだとのこと。 「特に良質のものの価格は3、4年で10倍くらいになった。今年は特に高い。赤字続きです」と経営者の内藤田鶴子さん(69)はこぼす。この影響で、4月から従業員を減らしたという。

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            琵琶湖の 若アユ遡上 やっとヤナ漁本番 ・・高島・安曇川1.5カ月遅れ  
                                                                                                     06.05.23 朝日新聞
ヤナに続々とかかったアユ=高島市安曇川町北船木で 本番を迎えた安曇川下流のヤナ漁=高島市安曇川町北船木で
<記事全文>
  高島市の安曇川下流で、ヤナ漁がようやく本番を迎えた。大雪の影響で今年は水温が低く、アユの遡上(そじょう)が大幅に遅れて関係者をやきもきさせていたが、21、22日と立て続けに300キロを超えるアユがかかり始めた。
  ヤナと呼ばれる楕円(だえん)形の仕掛けが約70メートルの川幅いっぱいに設けられ、遡上するアユなどが両岸の捕獲口へ誘導されて入る仕組み。北船木漁協の組合員でつくるヤナ組(22人)が漁をしている。
  ヤナ組の組長、三谷義雄さんらによると、アユが少量ながらまとまってかかり始めたのは今月に入ってから。例年より約1カ月半遅く、水揚げ量も少なかったが、21、22日は水揚げが一気に増えた。アユは体長13センチ前後で、生育状態がよいという。
  三谷さんは「琵琶湖のアユが今年は少ないという話もあって楽観はできないが、このペースで漁が続いてくれたら」と期待している。

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 外来生物法施行以来、ブラックバスなどの外来魚を対象とした対策広域市民団体「全国ブラックバス防除市民ネットワーク」では、この5月20〜28日を「ブラックバス防除ウイーク」として全国一斉に活動する事になったと朝日新聞社で報じられていますので、その内容をお知らせします。
<記事全文>

  ブラックバス一掃狙う 20日から全国一斉防除ウイーク    06.05.18 ASAHI.com

  外来生物法の施行から1年を迎え、外来魚対策を進めてきた市民団体、「全国ブラックバス防除市民ネットワーク(安住祥会長、23団体)」は20〜28日を「全国一斉ブラックバス防除ウイーク」として、バスの駆除、密放流パトロールなど川や湖を守ろうと訴える。
  市民ネットワークは昨年11月に生まれた。オオクチバスの駆除に取り組んできた秋田淡水魚研究会宮城県の「シナイモツゴ郷の会」NPO法人「自然を考える釣り人の会」などが協力体制を作った。「バスを減らすためには河川や湖沼の保全活動にバス防除を組み込む必要がある」(小林光・事務局長)という。
  宮城県伊豆沼・内沼では、今年も人工産卵床400基を設置した。画期的な技術で05年は252ケ所の産卵と親魚56匹、稚魚507万匹を駆除した。今年はさらに改良を加え、6月いっぱい駆除を続ける。茨城県・霞ケ浦の「土浦の自然を守る会」は20日、バスの料理試食会を開き、食べて減らそうと呼びかける。
  滋賀県の「琵琶湖を戻す会」(高田昌彦会長)は28日、草津市烏丸半島の湖岸で市民参加の外来魚釣り大会を開く。
  ネットワークでは28日午後1時、東京・池袋の立教大学で「釣り人が考えるブラックバス問題」と題したシンポジウムを開く。評論家・桜井よしこさんの基調講演、近畿大学教授・細谷和海氏の報告などがある。

 防除ウイークの問い合わせは、事務局(電話03・5614・2150)へ。

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 三重・志摩の真珠養殖、アコヤガイ大量死・・低水温が原因か 06.05.18 朝日新聞
<全文>
  三重県志摩半島沿岸の英虞湾や五ケ所湾などで、養殖真珠母貝のアコヤガイが大量死している。
黒潮の流れの変化などによる冬場の長期低水温が原因とみられる。被害の大きい業者は、例年4〜7月に行う真珠の核入れ作業もできない状態だ。低温による大量死は02年以来4年ぶり。県真珠養殖連絡協議会(伊勢市)によると、被害額は17億円を超える見通しだ。

  五ケ所湾の養殖いかだの上にアコヤガイを入れたかごを引き揚げて開けると、70〜80個の貝がすべて開き、死んでいた。「53年から養殖しているが、こんな状態は初めてだ」と横山正寿さん(68)=同県南伊勢町=は嘆く。志摩半島のアコヤガイは、感染症に強い中国産貝と国産貝の交雑貝が主流だが、交雑貝は低水温に弱いため被害が集中した。
  県科学技術振興センター水産研究部(志摩市)によると、昨年夏から秋に、暖流の黒潮の流れが沿岸部にも大量に流れ込む「大蛇行型」から流れ込まない「直進型」に変化。寒い冬が追い打ちをかけた。

核入れ前のアコヤガイを海から引き揚げる横山正寿さん。貝は開いた状態で死んでいた=三重県南伊勢町の五ケ所湾で

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      全国でその対策に頭を悩ましている外来魚ですが、不心得者がこともあろうことか皇居のお濠にブラックバスやブルーギルを放流して、これが鯉・鮒・鯰などを食害していることが心配されていましたが、実態調査のため高性能の専用船(電気ショックで魚を捕らえる)を投入し、捕獲調査したとの報告が朝日新聞に掲載されていますので以下ご紹介します。
      尚、感電してショックを受け、失神して痙攣しながら水面に浮かび上がる魚たちは、30秒もすると正気に戻るので大丈夫とのこと。
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      皇居のお壕で電気ショッカー船を試験 外来魚対策で  06.04.26 朝日新聞

       環境省の皇居外苑管理事務所は25日、皇居のお濠(ほり)の外来魚対策に導入した電気ショッカー船の試験を始めた。同型の船は04年に北海道が初めて使用して外来魚駆除に成果を上げており、お濠でも対策の「切り札」として期待がかかっている。
     オオクチバスやブルーギルがいる日比谷濠で、船のアームから水中に最大500ボルトの電気が流れると、失神した魚が次々と浮かんだ。船上の作業員がバスやギルだけを網ですくい、夕方までに50センチ近いオオクチバスなどバス14匹、ギル530匹を捕獲した。
         26日も馬場先濠と桔梗(ききょう)濠で行われる。
皇居のお濠で、電気ショッカーで外来魚を捕獲する作業員ら。 駆除した魚の中には、50センチ近いオオクチバスも交じっていた

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    アユ遡上お助け  渇水時ダム放流         朝日新聞 4月18日 朝刊(一面)

             矢作川で 中部電力が、200万立方メートルを確保

  矢作川を守りたい、天然アユを守りたいという矢作川漁協の方たちの熱い思いが実り「アユの遡上を助けるためにダムの水を放流する」という画期的な試みが中部電力との粘る強い交渉で、全国に先駆けて実現する事となった(朝日新聞)。矢作川流域では、川環境を守ろうとの思いで、数多くの団体組織がそれぞれの分野で活発に活動しており、河川環境保護では全国の川をリードしているが、今回の試みが成功して、他の河川でも実施されれば、私達釣り人にとっても又とない朗報だ。
[記事内容]
  長野県を水源に岐阜、愛知両県を流れる矢作川のアユ遡上(そじょう)を助けるため中部電力(本店・名古屋市)は今季から、矢作ダム(愛知県豊田市)の貯水量の一部を別枠で取り置いて、渇水時に放流できるようにする。最大200万立方メートル。電力会社の裁量で、ためた水をアユに役立てるのは、全国で初めてという。
  川の水枯れは各地で問題となっており、新たな環境回復の手法として注目を集めそうだ。                                                      (伊藤智章)
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    今月下旬から来月にかけての遡上ピークに向けて中電は、農業用用水など既存の利水者分とは別に、ダムの高さ1メートル分、約200万立法メートルの水を確保しておく。下流が水枯れ状態となり、アユが遡上できないと矢作川漁協(同市)から連絡があった場合に放流、川に流れを取り戻す。
3日置きに流すなど方法も工夫する。
    ダムの水位目標は、中電が農業用水など利水者らと協議し、時期に応じて定める。目標の水位と満水位までの範囲内で、中電は、発電需要や雨量見通しに応じて、ためる量を調整している。今月下旬時点では高さ4メートル分。うち1メートルをアユにあてる。
   中電にとって調整幅が小さくなると、発電に使えるはずの水を急な大雨の時などに無駄に流すリスクが大きくなる。
   矢作川の水は、年間流量の4割が農業、工業などに使われる。近年は2年に1度の割合で渇水が起き、水枯れが度々発生。同漁協はその都度、遡上できないアユを捕らえ、トラックで上流に運んでいる。同漁協は不漁対策として、貯水の一部を融通するよう中電に要望していた。
   中電は「リスクはあるが環境回復に役立つなら、と決めた。発電や利水に影響の出ない範囲でできる限り協力する」(岡崎支店)という。ほかの生物の生息環境にも好影響が期待される。
   全国で水枯れが問題となり、国も97年ごろから一部のダムで洪水対策の容量を利用し、試験放流している。国土交通省河川環境課は「環境のためとはいえ、農業、工業用水の権利を削ることはできない。電力会社が裁量分からアユ遡上のために放流する手法は聞いたことがない。画期的だ」としている。

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        両生類へ進化途中の魚類化石を発見             06.04.06  朝日新聞
           胸びれに手首関節・・首も!

  4月6日(木)朝日新聞朝刊によると、魚の一部がが環境の変化に対応して陸に上る準備(適応進化)をしている過程を示す化石が見つかったとのこと。私達に釣りの楽しみを提供してくれている魚たちが私達哺乳類の大先祖である事は衆知だが、気の遠くなるような長い時間をかけて、どのような過程・状況で水中から陸に上ってきたのかは数少ない化石出土物からしか知る事が出来ない。今回の出土品は魚から両生類(サンショウウオや蛙など)に変化(進化?)する謎の多い中間過程を示すものとして極めて貴重なものと言えるようだ。
<朝日記事>
  カナダのデボン紀後期の地層(約3億8000万年前)から、両生類に進化する途中の新種の魚類の化石が見つかった。胸びれに、手首にあたる関節があり、前脚が誕生する直前の状態だった。
  手足がある両生類とひれしかない魚類の間には大きな隔たりがあるが、今回の発見で溝が埋まりつつある。米シカゴ大などの研究チームが6日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
  この化石はカナダの北極圏の河川により堆積(たいせき)した地層から見つかった。体長は最大で2.7メートル。現地の言葉で浅瀬を泳ぐ大きな淡水魚などを意味する「ティクタアリク・ロゼアエ」と名付けられた。
  胸びれには4足動物の手首に相当する関節があり、手の骨格的な形態が誕生していた。川底に胸びれをつきながら前進することもできたようだ。また、魚類は首を持たないのが基本の姿だが、この化石には短いながらも首があった両生類にかなり近い魚類だとみられる。
(写真):両生類に進化途中の魚類「ティクタアリク・ロゼアエ」=ネイチャー提供
  これまで最も両生類に近いとされていた約3億8000万年前の魚類には、手首にあたる関節は確認されていない。一方、約3億6000万年前の最も原始的な両生類の手足は、ひれから変わったばかりだった。今回の化石は、これらのちょうど中間段階にあたるという。
  真鍋真・国立科学博物館主任研究官は「手や首といった4足動物の特徴が、魚類の段階で進化し始めていたことを示す貴重な発見魚類から両生類への進化の空白がまた一つ埋まった」と話している。

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    気象庁、初の「海洋総合診断表」を発表     06.03.08   朝日新聞

       3月8日付朝日新聞によると、気象庁は3月7日「海洋総合診断表」を
発表した。それによると地球全体の海水温度は確実に上昇しており、100年前よりも0.5度高くなっている。これにより潮位もこの20年間で急上昇し、100年前よりも6.7センチ高くなっている。また日本周辺の浮遊・漂着ゴミも増加しており、海上浮遊ゴミは4年前の3倍になっていると。水温上昇は地球温暖化の影響であり、ゴミはその内容から、最近経済発展の著しい韓国・中国からのものが多いとしている。
     <全文>
  海面水温上昇、潮位は最高値。温暖化の表れ。・・・気象庁、初の「診断表」。

  気象庁は7日、「海洋の総合診断表」を初めてまとめた。
地球全体の海面水温は100年当たり約0.5度上昇し、日本周辺では浮遊ごみが再び増加傾向になるなど、地球温暖化や海洋汚染の影響が明らかになった。
  気象庁によると、1891年〜2005年の地球全体の海面水温の変化を調べた結果、100年当たりで約0.5度上昇していた。北半球(約0.52度)が南半球(約0.47度)より高かった。
陸上の100年当たりの上昇率約0.8度よりは低かった。
  気象庁は「海面水温の長期的な上昇傾向には地球温暖化の影響が表れている可能性が高い」と見ている。海水は温度が上ると膨張し、潮位の上昇を招く。日本沿岸の潮位は80年代前半から上昇し、04年度は100年平均より6.7センチ高く、過去100年で最高だった。気象庁は「潮位の変化には偏西風なども影響するため、地球温暖化がどの程度表れているか明らかでない」としている。
  発泡スチロールやポリ袋などの浮遊プラスチック類は01年以降、増加傾向にある。
海上を100キロ運行して船から目視で確認できたのは、01年は平均3個だったが、05年には8.8個と3倍近くに増えた。気象庁は「九州西部や日本海沿岸のゴミが増えており、中国や韓国からの漂流物が影響している可能性がある」と分析している。

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   ウナギ産卵はグアム沖・・・半世紀の調査に決着   06.02.23  朝日新聞

   長年の学術研究調査でも確証がなく、謎とされていた日本鰻の生態、その中でも特に産卵場所について、半世紀にわたる調査でも特定・確認出来ず、諸説あって謎であったが、東京大学・海洋研究所・塚本勝巳教授らの調査により、それがグアム島沖北西約200キロ地点である事が確認され、論争に決着がついた。以下は2月23日付・朝日新聞に紹介されている内容。(山本智之記者)

   ニホンウナギは一生の間に数千キロの大回遊をする。南の海で生まれた幼生は、北赤道海流で西に流された後、黒潮に乗って北上し、3ヶ月〜半年かけて日本や中国など東アジア沿岸に辿り着く。その間に、幼生からシラスウナギへと姿を変える。
   親ウナギが集まる産卵場所は、マリアナ諸島西方沖のどこかにあると推測されていたが、具体的な場所は分かっていなかった。塚本教授らの研究グループは昨年6月、海洋研究開発機構の学術研究船・白鳳丸(3991トン)で現場海域を航行し、独自に開発した大型プランクトンネットを海面から水深500メートルにかけて引いた。その結果、スルガ海山の西約70〜100キロの地点で孵化後2〜5日の幼生を捕獲する事に成功した。いずれもDNA鑑定でニホンウナギと判明した。「プレ・レプトセファルス」と呼ばれる誕生直後の幼生で、全長は4.2〜6.5ミリ。今回の調査で、計約400匹が捕獲された。
   ニホンウナギの卵は、受精から1日半で孵化することが分かっている。現場海域では時速1キロ前後の海流が西向きに流れており、捕獲した幼生の日齢から逆算すると、産卵場はスルガ海山であることが確定的となった。スルガ海山は、北緯約14度、東経約143度にある。周辺は水深3千メートル前後の海底が広がり、海山の頂上は水深約40メートル。広大な海の中で、親ウナギが集まる目印となっているらしい。日本や中国の沿岸で養殖用に採取される稚魚(シラスウナギ)は、すべてこの海域から来るとみられる。
   塚本教授は「産卵場探しが決着したことで、今後の調査では、ウナギの回遊や資源変動のしくみを本格的に解明できるようになる」と話している。

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   アジ、サヨリ、スズキの寄生虫発生について      06.01.10

  海の沖釣りをする釣師なら、鯛・スズキやその他の魚の口のなかに、白いだんご虫のような気味の悪いものが入っているのを、だれでも一度は見たことがあると思います。気味が悪いので取ろうと思っても、口の中にガッチリ食い込んで、なかなか外れません。死んでいるのかなと思って突付くとかすかに動きます。中には2匹も口一杯に頬張っている魚もいます。
小型のシャコのようで、魚がエサとして食べたのかと思っていたら、寄生虫だとのこと。

  このことについて、釣り文化協会のHPに全釣り協・来田専務理事が下記のように解説しておられましたのでご紹介します。                <記>

  大阪湾(明石から淡輪)周辺で防波堤から釣れるアジ(特にマルアジの幼魚)サヨリなどの口中や鰓の部分に寄生虫が付着していることが多く、群れによっては釣果の40パーセントに寄生している例もあり、釣り人が気にしています。問い合わせも多いので以下の概要をお知らせしておきます。
  寄生虫について大阪府水産試験場の鍋島先生にお聞きしたところ
等脚類 有扇類の一種で、フナムシ、ダンゴムシの仲間にあたる寄生虫で魚の口中、エラ、まれには体側に付着しています。
  ウオノコバン(魚の小判)とかウオノエ(魚の餌)、タイノエ(鯛の餌)とか呼ばれて、マダイ、スズキにも付くことがあり、漁民にはよく知られています。
  虫の幼生が漂う水面近くを、たまたま魚群が通過したとき、エサと間違って魚が食い、飲み込む途中で鍵吻(かぎふん)を延ばして口中に取り付き、魚の体液を吸って成長するとのことです。魚が弱ってくると魚体から離れ、水面を泳ぎながら、別の宿主に食われて、再度寄生することもあるし、漁獲の魚が水から上げられて死んだとき。次の宿主を探すため、自力で離れ、洗う真水で流されてしまうことが多く、市場に出ている魚には付着していることが少ないとのことです。
  だから、沖釣りの釣り人が、時折目にすることがあっても、防波堤の釣りではあまり例がないので、一般の釣り人には知られていないようです。
人体に何ら毒性はありません
気味が悪いという問い合わせ等もあろうかとお知らせしておきます。            來田 仁成

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  遊漁施策研究会(第4回)開催・テーマは「遊漁に関する制度と費用負担(仮)」
                                                                  (資料出所:愛知県水産課・漁業調整グループHP)
   漁業経済学会主催、水産庁後援による「第4回遊漁施策に関する研究会」が、平成18年1月21日(土)水産庁船員詰所(東京都中央区勝どき)において、「遊漁に関する制度と費用負担」を研究テーマとして開催される。
  制度に関しては、海面では、漁業と遊漁のかかわりについて、調整という切り口のみでよいのかどうか、また海区漁業調整委員会とその諮問機関である海面利用協議会というかたちでの「釣り人の意見」提出の機会が有効に機能しているか、また、水産基本法以後の資源の持続的有効利用という国の大きな方向転換に即応した新しい方途を構築するに際し、さらに踏み込んだ話し合いのための機関が必要、あるいは「海面遊漁規則」の制定などの問題が出ることを期待しています。
  費用負担については、現在の内水面における増殖負担金(入漁料)ばかりではなく、前回提案のあった河川湖沼環境管理料を含めた釣り人による直接的な費用負担と、その運営について、利用者である釣り人や、現地の実情に詳しい研究者の参画の必然性、それに向かうための具体的な計画に踏み込むための諸問題などの内容を期待しています。
さらに費用負担の別の形態としての例として、D・J法の紹介などもあれば、釣り人の間にも大きな関心を呼び起こす契機になるとおもわれます。
    当日参加自由。  詳細は漁業経済学会ホームページ http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsfe/
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    遊漁施策研究会(第3回)テーマ「内水面の遊漁」についての結果報告

     05年11月5日に東京海洋大学で開かれた「第3回 遊漁施策研究会」の結果概要が発表された。
また、第4回は内水面を中心に「遊漁に関する制度と費用負担(仮)」を研究テーマとして開かれることが決定。
研究会結果の概要(漁業経済学会ホームページから)

1.日時:平成17年11月5日(土)13:00〜17:00
2.会場:東京海洋大学 品川キャンパス 8号館 203号室
3.参加者数:53名(漁業経済学会会員、水産庁職員及び傍聴者の合計)
4.研究テーマ「内水面の遊漁」に関する議論
  下記4題の報告に続いて、参加者による意見交換が行われた。
           ・「内水面の遊漁をどう見るか」 水口憲哉氏 東京海洋大学名誉教授
           ・「釣り人と漁協」 柳沢政之氏 群馬県蚕糸園芸課、上州漁業協同組合組合員
           ・「釣り人と遊漁制度」 來田仁成氏 (社)全日本釣り団体協議会
           ・「種苗放流の現状と問題点」 中村智幸氏 (独)中央水産研究所内水面利用部
[主な論点と意見]
(1)内水面漁場の管理: 
・アユ、サクラマスなど海との関係を持つ釣り対象魚は、天然遡上を増大させることが今後の方向性として適切ではないか。
・漁場管理について釣り人の意見を表明する場がなく、実際の管理にそれを反映させることができない。
・釣り人が漁場管理に関与する方法として、漁協の組合員になることもひとつの選択肢である。
  また、釣り人が何らかの形で漁協に協力できるような体制、制度を検討することも必要である。
・増殖義務に加えて資源の維持管理についても漁業権免許の要件として法定し、
  遊漁者も一体となった漁場管理の実現を目指すべきである。
・現場レベルの問題としては、種苗放流以外の多様な増殖手法を展開していく必要があり、
  行政サイドもこうした取り組みを認める方向で対応すべきである。
・遺伝資源の保全(地域個体群や希少魚の保護等)は、
  漁業権による漁場管理の中に含まれていないが、新たな機能として追加する必要がある。
(2)内水面漁協の組織:
・漁場管理がうまくいかないのは、人の問題が大きい。多くの漁協では役員が高齢化し、
  釣りや漁場管理に対する認識が現状(実態)、ニーズと大きく乖離している。
  この観点からも釣り人が組合員になる等、釣り人が漁場管理に関与することが必要である。
・漁協組織の存在や果たしている役割を理解してもらうためには、PR活動を含む積極的な情報公開が必要である。
・河川漁協では、漁業者である組合員がほとんど存在しない一方で、
  河川環境の維持管理に類する活動が増えているといったように、組織の性質・機能が変化している。
・内水面の利用実態や漁協の置かれている情勢を踏まえて、
  地区要件の緩和や准組合員の権利拡大などの対応を検討すべきではないか。
(3)費用負担:
・漁協による漁場管理等の活動は、実質的に組合員がボランティアとして行っている状況にあるが、
  これを経済的に採算のとれるものとして成立させることが必要ではないか。
・釣り人にメリットがあり、納得できる釣り場管理に役立つのであれば、
  釣り人による費用負担も選択肢として検討すべきである。
・現行内水面遊漁(漁業)制度には、漁協が遊漁者から遊漁料を徴収し、
  増殖等の漁場管理を行う仕組みがある 釣り人の費用負担を議論するのであれば、
  こうした現行制度の検証も併せて行う必要がある。
  *内水面の遊漁については、
        今後の研究会において再度テーマとして取り上げる方向で検討することになった。
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 (株)がまかつ創業50周年記念DVDビデオ「蘇れ!日本の魚」のご紹介
     (絶滅危惧魚種の映像と家庭用合成洗剤問題など提唱)

   絶滅危惧種76種のビデオ画像図鑑と、化学物質がもたらす川の危機を訴えています。
かねてから機会あるごとに「川が死んでいく」ことを嘆き、自然あっての釣りであることを主張し続けてきた同社藤井繁克会長の、「積年の思い」を集大成したものといえるでしょう。
    家庭排水に含まれる合成洗剤とゴルフ場などで散布される殺虫剤が、川の生き物の生命を脅かし、魚を滅ぼす要因となっていることなど川の環境問題をわかりやすくまとめた、釣り人と釣り具業界必見のDVDビデオといえるでしょう。
    (非売品ですが、いずれは同社のHPでも公開される計画です・
   資料は(株)がまかつ製作「蘇れ!日本の魚」添付冊子から)
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 外来魚問題について
    愛知県では、愛知県漁業調整規則第47条において、外来魚として@ライギョ、Aオオクチバス及びコクチバス(通称ブラックバス)、Bブルーギルを河川又は湖沼(農業用ため池なども含みます)に移植することを禁止しています。 
    移植とは、卵、稚魚、成魚を生きたまま他の水域へ移動(放流)させることであり、これら外来魚を移植した場合には、愛知県漁業調整規則に基づき、処罰(6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金、又はこれを併科)の対象になります。
  ライギョ、オオクチバス及びコクチバスについては肉食性で、在来の魚、エビなどを捕食すること、また、ブルーギルについては、在来の魚、エビなどの卵や稚魚、幼生などを捕食することから、水産資源を保護するため移植禁止にしています。
  また、愛知県では、平成15年4月1日から新たにブルーギルを移植禁止の対象魚としました
これは、近県で外来魚のリリース(再放流)禁止などの措置が取られるのに伴い、本県へ新たにブルーギルが持ち込まれる可能性があること、また、外来魚駆除などで採捕されたブルーギルが放流されることなどが考えられますので、現状以上に生息域が拡大したり、生息密度が高まったりして、水産資源に影響を与えることがないようにするため行ったものです。
      ライギョ、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルについては
          県・水産課 漁業調整グループ
                      電話052-954-6460(直通)・FAX052-951-1645・suisan@pref.aichi.lg.jp
          ご意見・ご感想をお寄せください

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