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                南知多の波止釣り良型アイナメと思いきや〜ワタリ蟹(笑)   05.01.10

                                 (JOFI愛知・会員)加古 敏成

                  1月8日(土)心地よい日差しに誘われて、南知多の海へ波止釣りに出かけた。
          場所は新師崎の北側。護岸テトラ帯。ここは、絶好の穴釣りポイントだ。
           10時現地到着。久しぶりの潮の香りが新鮮だった。
          空気も澄み渡り前方には三河湾が広がる。
          その向こうには、三ヶ根山がくっきり見える。遠くには、恵那山だろうか。
          雪をかぶった山も。すがすがしく気持ちよい。
          チヌ竿に岩虫のえさでテトラの穴を探っていく。狙いは、旬のアイナメだ。
          煮付けが最高。大型は刺身がよい。
                 期待をこめて魚信を待つ。10分経ったころ、待望のアタリ。
          竿先をコンコンと叩く。あわせるとヒット。
          待望の第1号は5cm級のチビメバル。これでボウズはまぬがれたが、ちと、さびしい。
          やさしくリリース。次を狙う。
          オモリで床をこづくように、深そうな穴を探っていく。しばらくすると再びアタリ。
          竿先できいてみると、穂先を持っていった。今度は10cm級のクジメだった。
          こちらも海に帰還していただいた。サイズUPをはかりたい。願わくば、ポン(ビール瓶)級。
          テトラを移動しながら根気よく誘っていくが、ヒットするのは、チビばかり。
          大型の気配はない。
                  2時間ほど経ち諦めかけた頃、重々しいアタリが来た!。
          『待ってました。大型か?』穂先できいてみると、グングンと引っ張る。
          『おお〜ついに来たか!!』十分食わせてから、ガツンと合わせを入れた。
          のった!重々しい。穴にもぐられたら終わりだ。ここは勝負。力強く竿を立てた。
          すると…スポっと抜けた!?『なんか変だ?』水面に姿を現したのは、ワタリ蟹だった。
          ガックリ〜残念。水から上がった蟹は両手を広げ、『万歳!』している。
          その格好とナイスサイズに、思わず笑ってしまった。
          すっかり戦意喪失。納竿とした。
                  でもまあイイか。新年のご挨拶でカニ君がバンザイをしてくれたのだから。
                  縁起がいいな、今年もきっと良い釣りが出来るぞ。

          ■釣  果 :メバル5cm級〜3匹。クジメ10cm級〜5匹。ワタリ蟹1匹

晴れ渡った新師崎の波止で初釣り 渡り蟹くん・バンザイでご挨拶してくれた

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