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   この寒中に巨大キス 瀬戸内海で27センチオーバー3匹をゲット!!   08.03.04
                                       レポート JOFI愛知・大田 豊明

   この時期は釣りものが少ない。来るシーズンに備え、仕掛けを作るか、タックルの整備をするのが常だろう。毎週各地から釣況が届くが、東北でのカレイ、アイナメ、四国南部のキス、和歌山のチヌ、御前崎のヘダイなどでシーズン中に比べ、いたって分が悪い。特にキスの大物などとんでもない。
   1月下旬、そのとんでもない朗報が飛び込んできた。
広島県呉沖の蒲刈島で27cmオーバーのキス3匹を釣ったとの報、にわかに信じがたい話だった。
2月4日広島での所用を終え、釣ったご本人に案内してもらい、上蒲刈島へ向かった。
ポイントは三崎といい島の東端に近い。湾がくびれ水深もあり、潮たまりのような場所だった、いかにも越冬するには好都合の場所に思えた。
   午前7時、早速2本針仕掛けに青虫を刺し、100m沖に遠投した。ミチイトの出具合から水深は7mくらい、時々仕掛けを移動しながら、キスを誘う。
瀬戸内の特徴だが、島が入り組み、潮の流れが複雑だ。
オモリは名古屋より一回り重たいものを使った。
   問題は手前の藻場、これも瀬戸内でお馴染みの障害で、ぼやぼやすると魚やオモリを持っていかれる。対策はオモリに羽をつけ浮き上がりを早くする、巻き上げは高速で途中で休まないことだ。こうしても最後はこの藻場に捕まる。
仕掛けを浮かした状態でゆっくり引く、ずるずるっと抜けてくる、そして高速で回収する。これが最低必要なテクニックだ。
   釣果は30cmのアイナメ1匹で、狙いの巨キスは残念ながら今回は現れなかった。
敗因は潮の違いだろう、できれば釣れた日の1ヵ月後、同じ潮時に再チャレンジしたい。


(私と同じクラブ所属・舟石さんの釣果)
これが幻の越冬キス27センチだ!!

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