待望の「オニカサゴ釣り」に初挑戦・40センチをゲット!! 08.01.19 JOFI愛知・会員 森 真理子 1月19日、私の釣り師匠のJOFI愛知・元代表植松さんとオニカサゴ狙いで、愛知県南知多町・師崎の乗合船「敏栄丸」を訪れた。 以前植松さんにご馳走になったオニカサゴの味が忘れられず、「自分の手で釣り上げて食べてみたい」と、1年前に専用ザオを購入。しかし中深海釣りの経験がなく、単独釣行は不安であったため、師匠からのお誘いを心待ちにしていた念願の釣行であった。 午前6時30分、昨年10月に就航したばかりの第2敏栄丸に乗り込む。釣り座は植松さんが左舷ミヨシ、私は左舷胴の間。 釣り人5人を乗せた船は、午前7時出船。ピカピカのキャビンに入ると1月3日に他船で乗り合わせたことのある知人の有松さんと偶然再会。ポイントまで1時間半と長いが、お決まりの釣り談義で楽しいひとときを過ごした。 ポイント到着後、直ちに準備に取り掛かる。持参した12aほどに切ったエサのサンマとサバの短冊をチョン掛けし、開始の合図を待つ。 船長から「170bからのかけあがりです・・ではどうぞ!」とのアナウンスが入り、早速流し釣りの開始となった。 周りの方に迷惑を掛けないようにと、前夜から予習していた、糸フケを最小限にとどめるためのサミング投入法などを思い出しながら、仕掛けを送り込む。 オモリ着床後、速やかに糸フケを取り、2度ほど底をこずいて確認、戦闘態勢に入る。 オモリで海底を軽く叩いたり、誘ってみるが、いきなり1投目から根掛かりさせてしまった。 ミチイトを引っ張ってもなかなか外れず、自分の手に巻きついてしまい焦っていると、植松さんが助けに来てくれ難を逃れることができた。とても有難かった。 2投目からは根掛かりに注意し、底から1〜1.5b持ち上げるように維持しながら、上下にゆっくり誘い、アタリを待つ。 開始から30分、「モゾッモゾッ」としたアタリが出た。 ゆっくり訊いてみるが、反応はない。もう一度アタリの出た場所に戻して待ってみると、やはり「モゾッ」というアタリがある。再度スローで訊いてみる。何かがかかっているようだ。 そこで電動リールのスイッチをオン。サオをロッドキーパーに置き、上がってくるのを待つ。 40bほど巻き上げたところで、サオがゴンゴンゴンと絞り込まれる。 「これがオニカサゴなのか?」とドキドキしながら巻き続けると、ようやくテンビンが見えてきた。 テンビンを手繰り寄せて上げてみると、大きな口を開けた真っ赤な色をした本命オニカサゴが姿を見せた。 非常に大きくとても重たい。なんと40aの良型オニカサゴであった。 オニカサゴは浮き袋がないため水圧に強く、根魚とは思えないほどの引きを海面までみせてくれると聞いていたが、まさにその通り! 感動した。 それからも同じ要領で繰り返すが、アタリはない。時折ごく小さいアタリがあるので上げてみると、アヤメカサゴであった。その後もオニカサゴからの魚信はなく、午後2時納竿となった。 この日の釣果だが、植松さんはオニカサゴ、ウッカリカサゴ、メバルが各1匹、アヤメカサゴ3匹、私はオニカサゴ1匹、アヤメカサゴ3匹。 ちなみにサオ頭の山本さんはオニカサゴ4匹、ユメカサゴ2匹、アヤメカサゴ5匹であった。 しかし私は40aと文句なしのサイズを釣り上げることができ、大満足。 水圧に強いオニカサゴなので、下船までイケスに入れてもらい、生きたまま持ち帰ることができた。 その夜、飲み仲間と刺身や肝刺をいただいたが、非常に美味しく、皆にも大好評だった。 釣り人でよかった!!とつくづく感じた1日であった。感謝。 (JOFI愛知・海面会員・森麻里子) 釣行日:平成20年1月19日(土) 船 宿:愛知県南知多町新師崎・敏栄丸 仕掛け:サオ・120号2m ミチイト・4号300m 小型電動リール 天秤・チドリ式C型 オモリ・150号 ミキイト・8号 ハリス・7号 ハリ・ムツ18号(蛍光ビーズ・ホタルベイト付) エサ・カツオのハラモ、サバ、サンマ、イカの短冊 |
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